怪物ベースボール バージョン2025.08.27 リリースノート
前回のリリース 2025.08.08 より、 PCVR 版において、以下の点を更新しました。
このリリースでは、VRシステムの安定性向上、データ精度の改善、およびテスト品質の向上に重点を置いた改善を実施しました。特にモーションキャプチャデータの精度向上が主な特徴です。
Improvements
- [UI統合システム]: uGUIを使った通知系 UI を全て UIToolkit で作った UI に置き換えるクラスを作成しました。また、旧来の UI を全て UI Toolkit で再実装しました
- [Viconシステム]: ハードウェアタイムスタンプ収集機能とマイクロ秒精度機能を追加しました
- [CSVファイル処理]: 完全非同期化実装により、CSVファイル入力を使うシーン(主に研究者用)での初期化の安定性を向上しました
Changes
- [測定データ]: バットヘッドの速度については、Viconの330Hzデータがある環境でも、旧来の 120Hz データを使用するように仕様を変更しました
- [Unityバージョン]: Unity 6000.2.0b12 betaから 6000.2.1f stableバージョンに移行しました
- [結果データ]: .NETのDateTime関数ではミリ秒単位の正確性が保証できなかったため、UnityのTimeライブラリを使うよう変更しました
- [モーションキャプチャ]: TestResult の変更に伴い、モーションキャプチャーのデータも
Time.realtimeSinceStartupAsDoubleベースの統一されたタイムスタンプシステムを使用するよう変更しました
Fixes
- [SwingData出力]: 特定の機材での測定時において、スイングに関するデータが出力されない問題を修正しました
- [ImpactData出力]: 特定の機材での測定時において、コンタクト情報が一部出力されない問題を修正しました
- [UI]: カウントダウンの際、一部環境において、最後の「START」が表示されない不具合を修正しました
Technical Improvements
- [コード最適化]: リプレイ時におけるタイムスタンプ探索ロジックのループを最適化し、パフォーマンスを向上させました
- [テスト品質向上]: 特定のテストを実行すると Unity Editor がハングする問題を修正しました
- [テスト品質向上]: 極端に実装の詳細についてテストを行っていたテストケースを削除しました
- [テスト品質向上]: 統合テストでないとテスト出来ない項目を、無理やり単体テストで行っていたテストケースを削除しました