怪物ベースボール

怪物ベースボールとは?

ヴァーチャル空間で「素振り」が
究極の打撃トレーニングに変わる!

試合で活躍できる打撃力を身に着けるためには、実戦経験が不可欠だとよく言われます。しかし残念ながら、日々の練習において、実戦並みの投手と対戦する機会はほとんどありません。むしろ、多くの選手が実戦とは程遠い「素振り」に多くの時間を費やします。怪物ベースボールは、この誰もが練習量を稼げる「素振り」のメリットを活かしつつ、その質を高めることで、究極の打撃トレーニング環境を提供するものです。

怪物ベースボール イメージ

製品の特長

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「バットの芯でボールを捉える」ために不可欠な3つの"脳"力に着目したトレーニングシステム

打撃力を高めるためには、筋力トレーニングなどで身体機能を高める、あるいは動作解析などでフォームを改善することが必要です。これにより、ボールを強く遠くに飛ばす能力があがります。しかし、野球の打撃では、バットにボールが当たらなければ意味がありません。鍛えられた身体を上手に動かしたり、改善されたフォームをボールに合わせて実行するためには、身体をコントロールする脳を鍛える必要があります。怪物ベースボールでは、野球の打撃に関わる脳の処理に着目し、「予測脳力」「選択脳力」「制御脳力」といった3つの脳力に着目して、評価・トレーニングを行い、「バットの芯でボールを捉える」確率をあげることができます。

特長01
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ヴァーチャル空間だからこそ実現できるトレーニング

ヴァーチャルリアリティをスポーツのトレーニングに活用する取り組みは急速に広まっています。野球もその一つです。具体的には、ヴァーチャル空間でリアルな打撃場面を再現して、シミュレータとして活用するといった取り組みです。しかし、怪物ベースボールでは、リアルとヴァーチャルは異なるメリットを有するとの考えに基づき、ヴァーチャルのメリットを活用したヴァーチャル空間でしかできない科学的なトレーニングプログラムを提供します。

特長02
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スイング特性や打球特性の高精度な可視化

野球の打撃は、タイミングで言えばたった0.01秒、空間的な誤差で言えばたった6cm (ボール一個分)、ずれるだけで強い打球をフェアゾーンに飛ばすことができなくなります。こういった超人的な精度の打撃を身に着けるためには、その評価も高精度でなければなりません。怪物ベースボールでは、モーションキャプチャシステムを用いることで、0.001秒以下,1mm以下の精度でスイング特性(速度やスイング軌道など)やコンタクト精度(バットとボールの接触位置)を記録できます。これにより、リアル環境とシームレスな打撃力評価やトレーニングを実現しています。

特長03
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選手個々の課題に特化した自由な対戦状況の設定

トレーニングする選手それぞれで、普段対戦する球速帯や球種、あるいは球質(回転数など)が異なります。また、苦手とするコースや配球・状況も異なります。怪物ベースボールでは、付属の投球軌道作成ツールweb版を使うことで、各選手が練習したいボール速度、球種、あるいは配球を自由に作成して、ヴァーチャル空間に反映することができます。基本的なトレーニングプログラムはそのままに、各選手のレベルに応じたトレーニング設計、あるいはユーザー様のオリジナルなトレーニング設計が可能です。

特長04
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自己の成長を可視化するトレーニング管理Webアプリ

怪物ベースボールで行ったテストやトレーニング時の選手データは、webアプリによって管理されます。アプリには、打球速度や角度を組み合わせたバレルプロットやideal contact rate、コンタクトマップなど、MLBでも使用される打撃指標を含む様々なデータが蓄積されます。選手や指導者は、過去にさかのぼってデータを見ることができるため、指導前後での変化も確認することができます。

特長05
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コーチの指導による具体的な変化を数値として可視化

怪物ベースボールには様々なモードが存在します。ベーシックモードでは、選手や指導者が設定した状況で、打撃結果を確認しながらトレーニングすることができます。そのため、指導者の指導前後でどのように値(スイング速度や軌道、コンタクト精度)が変わったかなどがすぐにわかるため、選手も納得感をもってトレーニングを行うことができます。つまり、怪物ベースボールは単なるトレーニングプログラムを提供するシステムではなく、選手と指導者の対話的解決を生み出すツールとしても活用できます。

特長06
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機能や指標のアップデート

怪物ベースボールは、最新のトレーニングシステムであり続けることを目指し、野球の最新の情報や科学を取り入れながら、アップデートを繰り返すことを前提にしています。そのため、スポーツ科学を専門とする大学と共同研究を行いながら開発を進めるようにしています。

特長07

結果フィードバック画面

トレーニングの詳細を確認

VRで行ったトレーニングやテストの詳細を確認することが出来ます。例えば、標準テストであれば、バレルゾーン率やそれに関連するスイング・打球に関する詳細データを確認し、自分の今の課題を確認することが出来ます。

システム画像

結果フィードバック画面

軌道シミュレーター

VRで使用する軌道を自由にカスタマイズ

シミュレーターを使って軌道のカスタマイズを行うことが出来ます。リリースポイント、 速度、回転、角度を設定し、ストライクゾーンでの到達位置を確認することが出来ます。設定した軌道はVR上で呈示可能で、個別最適化したトレーニングが可能です。

システム画像

軌道シミュレーター

動作環境

<VR用コンピューター>

  • OS : Windows11以降
  • メモリー : 32GB以上
  • プロセッサー : 第10世代 Core i7 以上
  • グラフィック : RTX 3060 以上
  • ストレージ : 10GB以上
  • ネットワーク : ブロードバンドインターネット接続
  • 外部ポート : 使用するVRデバイスに依存

※ Viconをご使用になる場合は、Intel製のNICがメーカーから推奨されています

<VRデバイス>

動作確認済み機器:

  • • VIVE Pro Eye
  • • Vive Pro 2
  • • VALVE INDEX
  • • VIVE Focus Vision

SteamVR 対応デバイスであれば、原則、動作いたします。

<モーションキャプチャー>

対応機器:

Vicon

- Vicon Tracker 4 を推奨
- Vicon Nexus での動作はご相談ください

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